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第2回:グランドパッキンの仕組みと密封原理

2025-09-09

グランドパッキンはシャフトとの隙間を埋めて漏れを防ぐ

グランドパッキンは、シャフト(軸)の周囲に取り付けられ、シャフトとの隙間を埋めることで液体やガスの漏れを抑えるシール材です。適切な締付けによってシャフトに密着し、高いシール性能を発揮します。

ただし、グランドパッキンは完全に漏れをゼロにする構造ではありません。運転中はごく微量の漏れを許容することで、シャフトとパッキンの摩擦熱を抑え、潤滑性を確保しています。この適度な漏れによって焼き付きや異常摩耗を防ぎ、グランドパッキンの寿命を延ばすとともに、設備の安定稼働にもつながります。

そのため、グランドパッキンを使用する際は、「漏れを完全になくす」のではなく、「適切な漏れ量を維持する」という考え方が重要です。適正な締付けと定期的な点検を行うことで、本来の性能を長期間維持することができます。