2026-02-16
テーマ:グランドパッキンの基礎知識
グランドパッキンは、適度な漏れによって潤滑と冷却を行う軸シールです。そのため、「どの程度の漏れが適正なのか」を把握しておくことが、長寿命化と安定稼働のポイントになります。
一般的な漏れ量の目安は、次のとおりです。
グランドパッキンを交換した直後は、パッキンがまだ馴染んでいないため、やや多めの漏れが発生することがあります。しかし、運転を続けてパッキンが馴染んでくると、1秒間に4~6滴程度が一般的な目安となります。
ただし、これらの数値はあくまで一般的な基準です。適正な漏れ量は、使用する流体や温度、圧力、回転数、パッキン材質などによって異なります。重要なのは、漏れを無理にゼロへ近づけることではなく、設備に適した漏れ量を維持しながら潤滑性を確保することです。
適切な漏れ量を管理することで、グランドパッキンの寿命を延ばし、ベアリングやシャフトの損傷防止、メンテナンス工数の削減にもつながります。
