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第14回:グランドパッキンの漏れ量を数値化

2026-02-16

グランドパッキンの漏れ量を数値で把握する一般的な目安

グランドパッキンは、適度な漏れによって潤滑と冷却を行う軸シールです。そのため、「どの程度の漏れが適正なのか」を把握しておくことが、長寿命化と安定稼働のポイントになります。

一般的な漏れ量の目安は、次のとおりです。

  • 視覚的な目安:シャフト表面が糸を引くように濡れる程度
  • 数値的な目安:約5~15mL/分
  • 水滴の目安:1秒間に約2~16滴程度

グランドパッキンを交換した直後は、パッキンがまだ馴染んでいないため、やや多めの漏れが発生することがあります。しかし、運転を続けてパッキンが馴染んでくると、1秒間に4~6滴程度が一般的な目安となります。

ただし、これらの数値はあくまで一般的な基準です。適正な漏れ量は、使用する流体や温度、圧力、回転数、パッキン材質などによって異なります。重要なのは、漏れを無理にゼロへ近づけることではなく、設備に適した漏れ量を維持しながら潤滑性を確保することです。

適切な漏れ量を管理することで、グランドパッキンの寿命を延ばし、ベアリングやシャフトの損傷防止、メンテナンス工数の削減にもつながります。