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第4回:グランドパッキンとメカニカルシールの違い

2025-09-24

グランドパッキンは構造がシンプルでコストを抑えやすい

グランドパッキンは、構造がシンプルで導入コストを抑えやすい軸シールです。取り付けや交換が比較的容易なため、メンテナンス性にも優れ、多くの産業設備で採用されています。

一方で、グランドパッキンは適切な潤滑性を維持するため、運転中に微量の漏れを許容する構造となっています。そのため、完全な漏れゼロが求められる用途には適さない場合があります。

これに対して、メカニカルシールは摺動面同士を密着させる構造により、液体やガスの漏れをほぼゼロまで抑えることが可能です。ただし、構造が複雑で部品点数も多いため、導入コストや交換費用はグランドパッキンより高くなる傾向があります。

グランドパッキンとメカニカルシールには、それぞれ異なる特長があります。軸シールを選定する際は、漏れの許容範囲、使用環境、設備条件、メンテナンス性、そしてライフサイクルコストを総合的に考慮し、用途に適した方式を選ぶことが重要です。