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第11回:グランドパッキン選定で外せない3つの規格ポイント

2025-12-11

グランドパッキン選定のチェック基準をわかりやすく解説

グランドパッキンの性能を最大限に引き出すためには、設備や使用条件に適した製品を選定することが重要です。特に、以下の3つのポイントは必ず確認しましょう。

① 材質|使用する流体や温度に適しているか

グランドパッキンには、**JIS規格品、ノンアスベスト、PTFE(四フッ化エチレン樹脂)、黒鉛(グラファイト)**など、さまざまな材質があります。それぞれ耐熱性や耐薬品性、耐摩耗性などの特性が異なるため、使用する流体や温度、回転数に適した材質を選ぶことが重要です。

材質選定で迷った場合は、まず**「使用流体」と「使用温度」**が適合しているかを確認することが基本です。

② 断面サイズ|シール性能を左右する重要なポイント

グランドパッキンの断面サイズは、シール性能に大きく影響します。サイズが適切でないと、液漏れや早期摩耗の原因になることがあります。

断面サイズは、グランドボックスの溝幅と深さを基準に最適な寸法を選定します。確実なシール性能を得るためにも、寸法確認は非常に重要なポイントです。

③ 使用条件|温度・圧力・回転数を確認する

グランドパッキンには、それぞれ使用できる温度・圧力・回転数の許容範囲があります。この範囲を超えて使用すると、摩耗や熱劣化が進み、寿命が短くなる原因となります。

また、スラリーや粉体など摩耗性の高い流体では、通常よりもパッキンへの負荷が大きくなるため、耐摩耗性に優れた材質の選定や運転条件の見直しが必要です。

グランドパッキンを選定する際は、**「材質」「断面サイズ」「使用条件」**の3つを総合的に確認することが、液漏れの低減や長寿命化、設備の安定稼働につながります。